実例1:背任調査
依頼経緯
依頼会社(E社)の取締役で、開発部門のキーマン的存在であったH氏が同社を突然退職。
H氏は退職後、H氏の手腕を高く評価していた人物をスポンサーとして、E社と同業種を開業した。その後、H氏はE社の優秀な社員を引き抜こうと企み、四名のE社の社員を誘惑する。H氏を尊敬していたE社の四名の社員は、H氏の引き抜き話に飛びつくが、H氏はこの四名の社員をE社から退職させる前に、これらの社員にE社の社内情報や機密情報などの資料を持ち出させようとした疑いが浮上する。
これを阻止する目的で、H氏と四名のE社員の動向を探り、立証する材料を集めるために当社にH氏を含む計五名の行動調査を依頼する。
結果
約三ヶ月に及ぶ調査の結果、新宿界隈で一人、二人とH氏に接触を確認。その一部始終を撮影に成功する。接触した際、資料のような物を取り出し、打ち合わせをするH氏とE社員ら。客観的に見て、E社を退職したH氏と取引関係にないE社の社員が接触し、打ち合わせをする事自体、背任行為の状況の疑いを濃厚にさせる。
その後、徐々にこれら四名の社員が退職願をE社に提出し始める。退職後の元E社員らを更に調査していった結果、これらの社員はH氏の立ち上げた会社に集結し、H氏の会社の会議室で打ち合わせをしている姿を確認、撮影に成功する。本件調査に必要とした調査員数(四名~八名)
実例2:大手某業種企業の社員の刑事犯罪立証
依頼経緯
依頼会社の業種も未公開とする。
依頼会社α社の社員K氏は、人命に関わる職務に就いている。このK氏が不倫交際しているα社の女性社員からの密告で事態が判明する。事態を重く受け止めたα社は、マスコミが事の事態を嗅ぎ付ける前に、事実を確認してK氏を解雇処分する必要があった。
密告の内容は、K氏が薬物を常用しているとの内容で、その事実確認を行うために当社に依頼する。
結果
K氏は休暇の際、趣味のサーフィンに愛車で出かける。早朝から海に出向き、すぐに波乗りを始めると思いきや、K氏は車内から降りてこない。
しばらくして降車して波乗りを楽しみ、夕方には自宅に帰宅する。帰宅すると、すぐに洗車を始めるが、何故か車のドアを全て開けたままで放置する。
当方は、煙草を吸わないといわれているK氏が、煙草の臭いを消す為にドアを開放しているとは思えず、大麻の使用が疑われた。
後日、再び休暇時にK氏を調査する。海に行ったK氏は、前回同様にしばらく車内に留まるが、波乗りをする前に、車内の灰皿をゴミ箱に廃棄する。
その残骸を当方が収集し、後日分析した結果、煙草ではない事が判明する。
本件調査に必要とした調査員数(二名)
実例3:某ブランドショップの社員横領
依頼経緯
依頼会社B社は、某有名ブランドショップである。某ブランドは、高級衣類やバッグなどを取り扱い、女性に人気のブランドであるが、同ショップの倉庫から商品がなくなる事件が多発する。状況から、内部の犯行と判断したB社は、疑いのもたれている男性社員Y氏の行動を12月のクリスマス前後の一週間にわたり調査依頼する。
結果
調査の結果、Y氏は、B社に申告していた住所から既に転居しており、まずはY氏の現在の居所が判明する。さらに、その居所で若い女性と同棲している事も判明する。
女性は年齢にして25才~27才くらいで、派手な服装を身に纏い、Y氏の行動調査の過程で、この女性も同業種で別のブランドショップに勤務している事が判明する。
12月24日、退社後、Y氏と女性は勤務地近くの駅で待ち合わせし、Y氏は女性にプレゼントを手渡す。
一部始終を確認及び撮影した結果にて、後日、Y氏が手渡した品物が、B社の倉庫から紛失しした商品である事が判明する。依頼会社から、後日聞かされた話では、全てY氏の犯行である事をY氏自身が自白。その殆どはインターネットオークションで販売していたという。
本件調査に必要とした調査員数(二名)
実例4:不貞と職務怠慢の事実確認
依頼経緯
C社の社長令嬢と結婚したS氏は、C社の子会社D社の社長に就任する。S氏は会社名義の高級車に乗り、全国の支店に飛び回るなど、職務を全うしているかに思えた。しかし、そんなS氏に不貞の疑惑が浮上する。支店をまわる際、特定の女性を連れて歩き、公私混同とも思える私旅行を繰り返している可能性が高く、その事実確認のため、C社の社長よりS氏の行動確認調査を依頼される。
結果
S氏は、全て高級車で移動し、静岡から九州まで特定女性を連れて、仕事を兼ねて旅行を繰り返している事が判明する。S氏は高速道路を平均速度170km前後で走行し、自動速度取締機設置路線では、巧みに減速してレーダーを逃れ、その走行ぶりは異常であった。
調査の結果にて、不貞と公私混同とも思える職務怠慢が立証された事により、S氏は社長職を解任されて解雇処分となり、C社の社長令嬢とも離婚させられる事となった。
本件調査に必要とした調査員数(二名)
以上、実例1~4は、当事務所で受件した、ごく僅かのものです。取材や聞き取り調査では判明し難い一例と御考え下さい。
尚、このような行動調査は、取材や聞き取り調査などの内偵調査を併用する事もあります。
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